テーマ:小熊座

春日石疼句集『天球儀』

 春日さんが句集『天球儀』を刊行された(平成31年3月31日、朔出版)。氏は20年程前から俳句を始められ、平成24年には、福島県文学賞正賞を授与され、翌25年には「小熊座」の同人となっておられる。福島市で医療にあたっておられる方である。  序文は高野ムツオ「小熊座」主宰、栞は永瀬十悟氏と武良竜彦氏。  高野ム…
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我妻民雄句集『現在』

 我妻さんが第二句集を上梓された(平成30年12月3日、現代俳句協会刊行)。氏は高野ムツオ主宰の「小熊座」の重鎮で、「佐藤鬼房奨励賞」や「小熊座賞」を受けている。    高野ムツオ主宰の15句選は次の通り。   遥かとは雪来るまへの嶽の色   白雲に乗るべく蕪土を出る   西は被爆東は被曝赤とんぼ   茅…
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中井洋子句集『囀の器』

 中井洋子さんは「小熊座」の重鎮で、栃木県芸術祭文芸賞(俳句部門)や小熊座賞を貰っている。この句集『囀の器』は第二句集で、平成30年12月25日、ふらんす堂刊行である。跋文は「小熊座」主宰の高野ムツオさんが丁寧に佳句を多数引きながら書いている。帯文には、   シリウスに耳がもつとも繋がりぬ を引いて、「言葉を五七五の空間に自分の感覚…
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阿部菁女句集『素足』

  阿部さんが句集『素足』を出された(ふらんす堂、平成二十九年三月七日)。阿部さんは「小熊座」に所属して三十年になられる。勿論、初代主宰佐藤鬼房の謦咳に直接接している。序文は現主宰の高野ムツオさんで、心のこもったものである。特に、句集に現れる「むかさり」の解説は非情に参考になった(架空の結婚のことで、学徒動員で亡くなった若者を悼んでいる…
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高野ムツオ句集『片翅』

 蛇笏賞作家の高野ムツオ(「小熊座」主宰)さんが受賞後初の句集『片翅』を出された(平成28年10月30日、邑書林刊行)。第六句集で、平成24年春からの4年間、395句を収めた。一読、原発を含む東日本大震災の惨状が色濃く詠まれている。もちろん、それ以外の作品も多く、各地へ出かけて行って成った句、意外にシュールな句、ベトナム、スペインでの海…
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昭和・平成を詠んでー柿本多映の世界

 高野ムツオ主宰の「小熊座」に、「昭和・平成を詠んで」シリーズとして、先輩俳人を訪ねて戦中戦後のご苦労をお聞きした記事を掲載して貰っている。平成28年の8・9月号に柿本多映さんを訪ねての記事が載りました。その前半をここに再掲致します。 引用  柿本多映の俳句開眼の一句は次の句である。  出入口照らされてゐる…
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新しい俳句を志す―池田澄子さんに聞く(前編)

 このところ先達俳人を訪ねながら、シリーズ「昭和・平成を詠んで」を高野ムツオさんの「小熊座」に載せて戴いている。これまで、小原啄葉、有馬朗人、橋爪鶴麿、黛執、大串章、池田澄子、柿本多映などの皆様を取材させて戴いてきた。この後は、友岡子郷、大牧広さんをすでに取材してあるので、近く掲載できる見込みである。 「小駒座」以外にも、伊丹三樹彦を…
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平松彌榮子句集『雲の小舟』

 平松さんが第四句集を出された(角川書店、平成28年5月25日刊行)。平松さんは現在「小熊座」の最重鎮で、昭和32年に「馬酔木」に入られてから句歴60年になられる。丁寧な序文は高野ムツオ主宰、あとがきと抽出句12句は我妻民雄氏。  まず、その12句を掲げる。   ぼろ市も星のこぼれも片付きぬ   木の中…
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