テーマ:星雲

澤禎宣句集『鵙猛る』

 該句集を読む機会をえた。澤氏は鳥井保和主宰の「星雲」の極星集同人で、同結社の色々な賞を貰っている。『鵙猛る』は第一句集である(令和元年6月5日、角川書店刊行)。  鳥井主宰が丁寧な序文を書いている。その主宰が帯に掲げた12句は次の通り。   蕗味噌や郷の山河はダムの底   故郷の表厠や冬銀河   裂帛の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

奥井志津句集『初鏡』

 奥井さんの第二句集。平成30年9月8日、文學の森刊行。氏は北海道小樽の出身。はじめ上田五千石に師事し、今は鳥井保和主宰の「星雲」の主要同人。結社賞を受けておられる。俳歴は30年に及ぶ。  鳥井保和主宰の抄出句10句は次の通り。   露の世に置き去られゐし畦秋忌   教へ子の嬰見せに来るさくらんぼ  …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

中川めぐ美句集『葭切』

 中川さんが句集『葭切』を上木された(東京四季出版、平成29年6月1日)。氏は鳥井保和主宰の「星雲」に所属されておられるが、もともと津田清子に指導を受けていた。「星雲」では第6回昴星賞を受賞している。  鳥井主宰の抄出句は次の12句。   蝲蛄の痙攣しつつ脱皮せる   蒼穹に吸ひ込まれゆく鷹柱…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

竹内正與句集『鱗雲』

「星雲」(鳥井保和主宰)の竹内さんが表記の句集を出された(平成28年4月10日、文學の森刊行)。以前、「宇宙」にも所属しておられた。つまり山口誓子の句柄を引きついでいるわけだが、通読してやはり、硬質な抒情を受け継いでいるように思った。  まず鳥井主宰の抄出句を掲げよう。    稲の穂を噛んで豊作疑はず    登檣礼…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more