テーマ:春月

戸恒東人句集『学舎』

 戸恒さんはご承知の通り「春月」の主宰。現役時代は大蔵省の幹部であられ、俳人協会の理事長も務められた。この句集は、実に第九句集に当たる(平成三十年四月三十日、雙峰書房刊行)。  自選句は次の十五句。   開け閉てに鈴鳴る木戸や花馬酔木   朝は五分夕べ八分や花疲れ   梅花藻の花にはじまる流れかな …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

九条道子句集『薔薇とミシン』

 九条さんは戸恒東人主宰の「春月」の春星集同人で、『薔薇とミシン』は第一句集(平成29年9月15日、雙峰書房刊)である。題名は、九条さんがミシン商会を営んでいることと、ご主人の遺愛の薔薇園を大切に受継いでおられることに因んでいる。日常吟や旅吟を中心に、自分史のつもりで詠んだ句群からなっている。ご高齢のご母堂がお元気なうちに上木したいと思…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

逆井花鏡句集『万華鏡』

 逆井さんから句集『万華鏡』を戴いた(平成29年6月30日、雙峰書房刊行)。氏は戸恒東人さんの「春月」の同人で、春月コンクール大賞を受けている。  自選10句は次の通り。  揚雲雀光の中に失せにけり  鍋奉行最後の鱈を食ひにけり  糸道の爪に食ひ込む薄暑かな  万華鏡の中の宇宙や春日さす  楽屋に…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

長谷川耿人句集『鳥の領域』

 長谷川耿人(こうじん)氏が表記の第二句集を出された(本阿弥書店、平成29年6月13日)。氏は、「春月」の新人賞、コンクール大賞、結社賞を立てつづけに受賞している。  自選10句は次の通り。   泣き足らぬ赤子へ石鹸玉の空   寝顔見て帰る面会落葉期   魂棚へ媼がひとり風送る     そこからは鳥の領域朴…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more