テーマ:船団

津田このみ句集『木星酒場』

 津田さんが第二句集を刊行された(邑書林、平成30年8月25日刊行)。氏は坪内稔典さんの「船団」と島田牙城さんの「里」に所属している。第一句集は『月ひとしずく』であった。今年、「船団賞」を受賞された。  稔典さんが選んだ十句は次の通り。   たんぽぽをついでに君をめちゃくちゃに   恋人をよじ登りたる蟻…
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谷さやん―俳句とエッセー『空にねる』

 谷さんは「船団」のメンバー。第一句集『逢ひに行く』で、宗左近俳句大賞を受けられた方。『空にねる』は第二句集で、平成三十年三月三十日、創風社刊行。俳句とエッセーからなっているが、まず、俳句部分を読ませて戴いた。末尾の章「私の十句」に掲げられているのが、今までの句からの自選10句に相当する作品であろう。次の句である。 …
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衛藤夏子 俳句とエッセー『蜜柑の恋』

 衛藤さんは「船団」のメンバーで、この度上梓された『蜜柑の恋』はショートエッセイに俳句を100句ほど添えてある。うち10句にはやや長い自解が添えられている。帯には、坪内捻典さんが「なっちゃん(夏子)は自然体、そしてちょっとした幸せにとても敏感だ」とある。  俳句100句の中から、筆者(=栗林)の共鳴した20句を掲げ…
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三宅やよい著『鷹女への旅』

 三宅さんが表題の三橋鷹女評伝を出された(創風社出版、平成29年4月7日)。氏は坪内稔典さんの「船団」の副代表で、勿論俳句実作者であられ、評論も多い。  鷹女と言えば、四Tの一人ではあるが、多佳子、汀女、立子と違って女性らしさを嫋やかにえがくことをしなかった人のように筆者(=栗林)には見える。三宅さんが鷹女を書こうと思ったのは、おそら…
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中井保江句集『青の先』

 中井保江さんは「船団」の会員。俳句を始めて16年でこの句集を出された(平成28年9月22日、ふらんす堂)。坪内稔典さんの紹介帯文、神野紗希さんの丁寧な栞が付いている。  自選の10句は次の通り。   春満月シフォンケーキの背が伸びる   種袋シャカシャカ鳴るやつ鳴らぬやつ   薔薇の雨ドーベルマンが…
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坪内稔典百句を読んで

 稔典さんの過去の第11句集『水のかたまり』までの作品から100句を選んで、稔典百句製作委員会が鑑賞文を添えて刊行したもの(創風社、平成28年5月20日刊行)。  以前、池田澄子さんの100句を「船団」の有志が鑑賞し、一冊の本にされたことがある。その時、筆者(=栗林)は、次のように書いて読ませて戴いたことがある。 …
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平きみえ句集『父の手』

「船団」所属の平きみえさんが句集『父の手』を上梓された(象の森書房、平成28年6月10日刊行)。「船団」に参加してもう14年になるベテランである。坪内稔典さんの推奨句は次のような句である。   モーロクのロックンロール紫雲英田よ   青空や蟻のお尻はでっかいぞ   久々の蛞蝓今日はへへへの日   父の手の草の匂いと昼寝か…
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工藤惠句集『雲ぷかり』

 工藤さんが表記の句集を出された(本阿弥書店、平成28年6月1日刊行)。氏は坪内稔展さんの「船団」のメンバー。第6回船団賞を2014年に受けられた。  句集を一見、やはり軽快な「船団」的な作品が並んでいる。初期の句材はほとんど「たべもの」に係わる、微笑ましい句が多かった。  自選10句は次の通り。 …
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