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大森 藍 句集『象の耳』

 大森藍さんが第二句集を出された(平成31年3月28日、金雀枝舎)。平成11年に宮城県芸術協会文芸賞を受賞。同13年に、以前属していた「滝」の同人を辞して「街」入会し、即、同人となられた。第一句集は『遠くに馬』で、今回は15年ぶりの句集である。大森さんは米寿となられる。  帯には、今井聖「街」主宰が「象の耳を見ては哀しいと思い、活断層…
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金丸和代句集『半裸の木』

 金丸さんが表題の句集を出された(朔出版、平成30年9月25日刊行)。金丸さんは、今井聖さんの「街」の幹部同人である。序文は今井主宰。文中、主宰は「金丸さんは街俳句会の橋頭堡だ」という。「街」の方向は、古臭い俳句趣味を否定し、現代の日常生活からの新発見を、自分に引き付けて書くことをモットーとしている。その方針の先頭集団に、金丸さんがいる…
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梅元あき子句集『大氷柱』

 梅元さんは今井聖主宰の「街」の最重鎮メンバーのお一人。このほど、第一句集を出された(平成三十年八月三十日、金雀枝舎刊行)。序文は、多くの句を引きながら、今井主宰が丁寧に書いている。著者自身の「あとがき」によると、「街」との縁は、ご子息が横浜高校に通ったことによるようだ。今井さんは同校の教師だった。  自選句は…
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天野伸子句集『馬の目』

 天野さんは今井聖主宰の「街」の創刊メンバー。だから句歴20年以上となる。その間の320句ほどを上梓された(平成30年8月1日、朔出版)。序文は今井主宰が、彼女の犬を詠んだ句の宜しさなどを、丁寧に書いている。  自選句は次の12句。   寝台へ助走する犬冴返る   のどけしや咀嚼の時の長かりし   給…
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寺田達雄句集『門田』

寺田さんは俳歴四十年の方で、「木の中」と「街」に所属。『門田』は第二句集(文學の森、平成二十九年二月刊行)である。 門田とは、屋敷地の地続きにある田圃のことで、寺田さんが育った原風景である、と帯文にある。  自選句は次の十句。   蒼天に種浸す水溢れしむ   夕暮は辛夷の花のうしろから   天道虫つい…
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杉山文子句集『百年のキリム』

 杉山さんが句集『百年のキリム』を出された(2016年10月30日、金雀枝舎)。キリムとはアフガニスタンの平織の敷物らしい。氏の大切なものなのであろう。  杉山さんは今井聖さんの「街」同人で、序文は今井主宰が佳句を取り上げながら書いている。句歴は16年ほど。モノに即した写生的日常詠が多い。海外にも行かれていると見えて佳句がある。 …
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