伊丹三樹彦「白寿」記念誌

 伊丹三樹彦さんのお弟子さんたちが、氏の「白寿」を祝う会を開いた。その際の記念誌である(平成三十年五月五日刊行)。


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 氏の愛弟子のお一人であるたむらちせいさんが、三樹彦さんの全作品を概括し、第一期「俳句の青春」、第二期「俳句の責任」、第三期「俳句の可能性」、さらに第四期「俳句の新生」として、これまでの足跡を述べている。
 長女の伊丹啓子さんは、筆者(=栗林)にも懐かしい三樹彦作品を揚げてくれた。抄録しよう。

  長き夜の楽器かたまりゐて鳴らず     1938年
  誰がわざや天衣あかるむ花菜など    1944年
  妹得しは私小説めく去年今年       1947年
  弟子貧しければ草城病みにけり      1950年
  古仏より噴き出す千手 遠くでテロ    1959年

 三樹彦さんは今でも塚口駅近くの自宅マンションで、月例四回の句会を持っておられる。筆者も二度ばかりお邪魔したことがある。和やかな雰囲気だった。白寿の祝賀会には参加できなかったが、別の機会にでも、ぜひまた出かけ、温顔に接したいと願っている。どうぞご健吟を!

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