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大牧広『シリーズ自句自解Uベスト100』
 大牧広「港」主宰が表記の自句自解シリーズを出された(平成29年10月23日、ふらんす堂)。永年にわたる氏の句業を俯瞰するにはもってこいの著書である。 ...続きを見る

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2017/10/19 09:31
衛藤夏子 俳句とエッセー『蜜柑の恋』
 衛藤さんは「船団」のメンバーで、この度上梓された『蜜柑の恋』はショートエッセイに俳句を100句ほど添えてある。うち10句にはやや長い自解が添えられている。帯には、坪内捻典さんが「なっちゃん(夏子)は自然体、そしてちょっとした幸せにとても敏感だ」とある。 ...続きを見る

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2017/10/12 23:02
友岡子郷句集『海の音』
 友岡子郷さんが句集『海の音』を出された(朔出版、平成29年9月20日)。第何句集なのかつまびらかではないが、多分10冊をゆうに超えているであろう。  子郷さんについてはその俳歴をここで紹介するまでもないが、現代俳句協会賞、詩歌文学館賞、みなづき賞などを受けておられ、「青」「ホトトギス」を経て「雲母」に移り、飯田龍太の選を25年間にわたって受けてこられた。  帯には 〈冬麗の箪笥の中も海の音〉を揚げ、次のように書いている。 ...続きを見る

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2017/10/12 22:53
安部元気句集『隠岐』
 安部元気さんが第四句集を出された(平成29年9月29日、文學の森。奇しくも同日、志賀康さんの『主根鑑』も同所から発刊されている。お二人とも、1943、1944年のお生まれで、しかも東北に縁がある)。元気さんは「童子」(主宰は辻桃子)の副主宰で、句集『一座』で加藤郁乎賞をうけている。 ...続きを見る

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2017/10/03 11:19
志賀康句集『主根鑑』
 志賀さんが第四句集『主根鑑(おもねかがみ)』を出された(平成29年9月29日、文學の森刊行)。氏は俳句評論も熟達・尖鋭なお方で、「LOTUS」の同人でもあられる。 ...続きを見る

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2017/10/03 11:00
衣川次郎句集『青岬』
 衣川さんが第三句集『青岬』を刊行された(平成二十九年九月二十五日、角川文化振興財団)。氏は大牧広主宰の「港」の副主宰であられる。高野ムツオさんが著者の俳号の由来「衣川」に因んで、ていねいな跋文を書いている。同所は著者の奥様のご出身地の由。氏は「私の俳句の原風景がここにある」という。 ...続きを見る

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2017/09/26 11:37
日原傳句集『燕京』
『燕京』は日原さんの第四句集(平成二十九年九月二十三日、ふらんす堂刊行)。氏は有馬朗人主宰の「天為」の同人・編集顧問であり、昔から、東大学生俳句会で小佐田哲男、有馬朗人、山口青邨各氏の薫陶を受けている。  題名『燕京(えんけい)』は日原さんが留学していた北京市の別称だとあとがきで知ったが、筆者(=栗林)も北京出張の際には、「燕京飯店」というホテルに泊まったこともあり、懐かしさを覚えた。おまけに、日原さんは、筆者が『京大俳句会と東大俳句会』(角川書店、平成23年1月)を書いたとき、東大俳句会につ... ...続きを見る

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2017/09/19 10:30
九条道子句集『薔薇とミシン』
 九条さんは戸恒東人主宰の「春月」の春星集同人で、『薔薇とミシン』は第一句集(平成29年9月15日、雙峰書房刊)である。題名は、九条さんがミシン商会を営んでいることと、ご主人の遺愛の薔薇園を大切に受継いでおられることに因んでいる。日常吟や旅吟を中心に、自分史のつもりで詠んだ句群からなっている。ご高齢のご母堂がお元気なうちに上木したいと思って出した、とあとがきに書いてある。市井の熱心な俳句愛好家のごく上質な第一句集であるといえる。  序文は戸恒主宰、跋文は原田紫野さん。 ...続きを見る

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2017/09/19 10:19
岸野常正句集『槻の小径』
 岸野さんが表記の第二句集を出された(平成二十九年九月十五日、文學の森刊行)。氏は「草の花」の藤田あけ烏主宰に学び、あけ烏没後「草の花」を継がれた名和未知男現主宰にそのまま師事している。平成二十一年に同結社新人賞を受けた。 ...続きを見る

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2017/09/13 10:35
後藤比奈夫句集『あんこーる』
 後藤比奈夫さんが第15句集を刊行された(ふらんす堂、平成29年8月8日)。あとがきに、先に刊行した第14句集『白寿』が好評で、第三十二回詩歌文学館賞を受賞し、「ふと音楽会で演奏のあと、客が拍手でアンコールする情景が頭に浮かんだ。句集にもアンコールがあってもよいのかもと思った」とある。氏は百歳を超えられた。平成27年夏から平成29年5月誕生日までの作351句からなる。 ...続きを見る

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2017/09/06 09:51
浅井民子句集『四重奏』
 浅井民子さんが第二句集『四重奏』を刊行された(平成29年8月25日、本阿弥書店)。浅井さんは「帆」の主宰であられ、第一句集に『黎明』がある。帯には坂口昌弘氏が、次の句を掲げ「春夏秋冬は四時の楽器と化し、四重奏を奏でる。民子の句集は人と自然の共生を希求する」と書いている。 ...続きを見る

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2017/08/29 07:48
井原毬子句集『毬子』
 井原鞠子さんが句集『毬子』を上梓された(平成29年6月30日、喜怒哀楽書房)。鞠子氏の俳句歴は、高浜朋子さんの「朋芽会」に入り、「くるみ」(保坂リエ主宰)、「斧」(小島千架子主宰)に所属しておられる。さらに、お年寄りのための俳句講師をつとめておられる、と聞く。そのせいか、その作品は伝統的な有季定型である。 ...続きを見る

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2017/08/24 15:09
井上けい子句集『森の在所』
 井上さんが第二句集『森の在所』を出された(平成二十九年八月二十六日、文學の森)。氏は二十年程の句歴を持たれ、「水明」と「遊牧」に入られている。序文は塩野谷仁氏が、「井上さんは明晰の人である」と書き、多くの佳句を挙げておられる。 ...続きを見る

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2017/08/24 08:24
『寺島ただし集』―自註現代俳句シリーズ
 寺島ただしさんの句集『寺島ただし集』を読む機会を得た(平成29年8月5日、俳人協会刊行)。氏は阿部みどり女の「駒草」に入門、平成4年に角川俳句賞を受賞されている。この句集は4番目の句集で、過去3句集からの抽出句とそれ以降のものからなっていて、全299句を収めている。 ...続きを見る

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2017/08/23 11:08
栗林浩編著『昭和・平成を詠んで』予告PR
 近く筆者(=栗林)の『昭和・平成を詠んで―伝えたい俳人の時代と作品―』が刊行されます。前回は、娘たちの著作のPRをさせて戴きましたが、ここでは筆者自身のPRを少しさせて下さい。  該著は、80歳から106歳の俳人を直接取材し、あるいは著作を精読した上で、戦争や震災の悲惨さや辛苦を纏めたものであります。始めた時は、安保法制がかしましく議論されていました。戦争の悲劇、戦後の苦しみ、さらには震災の記憶を風化させないために、ささやかながら何かしたいと思ったのでした。それには、経験豊かな先輩俳人の皆さ... ...続きを見る

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2017/08/17 09:40
栗沢まり著『15歳、ぬけがら』……給食のない夏休みが困る子供たち
 今回は俳句とは大幅に違って、個人的なPRをさせて戴きます。 ...続きを見る

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2017/08/16 10:43
細井紫幸句集『青葉木菟』
 細井紫幸さんが第二句集『青葉木菟』を上梓された(文學の森、平成29年8月23日)。氏は藤田あけ烏と名和未知男(現「草の花」主宰)に師事し、同誌の編集長や副主宰をつとめられ、現在も無鑑査同人として活躍されておられる。  序文には、名和主宰が、丁寧な鑑賞を書かれている。 ...続きを見る

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2017/08/07 12:24
中島修之輔句集『系譜』
 中島さんは「港」(大牧広主宰)の同人で、このほど第一句集を出された(文學の森、平成二十七年七月刊行)。 ...続きを見る

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2017/08/02 10:58
島村正句集『不壊』
 島村正(「宇宙」主宰)さんが第十四句集にあたる『不壊』を上梓された(文學の森、平成二十九年八月二十日)。序文を坂口昌弘氏が、跋には、以前刊行の句集『一億』に係る冨田正吉氏と結木桃子氏の鑑賞文が付されている。 ...続きを見る

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2017/07/25 16:05
田吉 明『幻花結界』
 田吉明さんが『幻花結界(げんげけっかい)』を上梓された(平成29年6月20日、霧工房)。『波蘭組曲』『錬金都市』『幻燈山脈』『憂愁平野』につぐ句集(?)である。今回の『幻花結界』も以前同様、俳句のような詩のような、とにかく五七五の定型感のある句の組み合わせによる「組曲的俳句詩」とでもいうべき作品集である。  氏は以前にも紹介したが、京大名誉教授であられ、国語学国文学を専攻された方で、著書も多い。「楕円律」の発行人でもある。 ...続きを見る

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2017/07/19 09:49

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